人権の尊重

テクノロジーは、人権を尊重するために不可欠な手段です。TikTokは世界中で10億人以上の人々に利用されています。当社は、民族性、志向、バックグラウンド、人生経験を問わず、TikTokのプラットフォームの影響を受けるすべての人々の人権を尊重することをお約束します。グローバルなエンターテイメント企業として、TikTokにはプラットフォーム上でコミュニティが基本的な尊厳と敬意をもって扱われていることを保証する責任があります。

人権に対するTikTokのコミットメント

人権を擁護する責任は以下のとおり共有されています。政府には人権を保護する義務があり、TikTokおよびその他の企業も人権を尊重する責任があります。TikTokが、従業員、ユーザー、クリエイター、広告主、また、コミュニティの方や、ビジネスで関わる人々との間での信頼性を築き、維持するために、人権の尊重は欠かせない側面です。

当社の理念は、以下を含めたいくつかの国際的な人権フレームワークに基づいており、当社はこれに準拠しています。(1) 国際人権章典（世界人権宣言 [UDHR]、市民的および政治的権利に関する国際規約 [ICCPR]、経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約 [ICESCR] を含む）、(2) 国際労働機関 [ILO] の労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言、(3) 児童の権利に関する条約 [CRC]、および(4) 国連のビジネスと人権に関する指導原則 [UNGP]。

当社はビジネス全体およびビジネス上の関係において人権の尊重に尽力すると同時に、グローバル規模でビジネスを運営する際に人権の促進を目的とした適用法および規制を遵守することを約束しています。当社は継続的に当社事業を評価し、顕著な人権に関するリスクを特定、評価、対処し、主要な利害関係者と権利所有者を関与のもと、プラスの影響を与える機会が最も大きい分野に優先的に取り組みます。

グローバル企業として、事業を展開する国の現地法を把握し、遵守する義務があります。状況によっては、現地の法律と国際人権基準とが相反する場合もあります。このような場合でも、人権に関する当社の方針が変化することはありません。当社はユーザーの表現の自由とプライバシーの権利の保護に尽力します。そのため、当社は国際人権基準と異なる政府の要求の妥当性を評価し、可能な限り狭義で詳細な解釈を適用します。妥当性の評価により、当社がユーザーの権利を尊重するのに不十分であると判断した場合、当社は国際法および国際人権基準を損なう可能性のある要求に対抗するための法的手段を検討します。