2025年3月27日公開
2025年4月26日発効
TikTokはポリシーを改定し、TikTokで知的財産の保護と権利の執行を強化しています。現在のガイドラインは、こちらでご覧いただけます。
TikTokは他者の知的財産権を尊重しており、 利用規約およびコミュニティガイドラインの遵守を徹底し、他者の著作権、商標権を含む知的財産権を侵害するコンテンツの利用を認めておりません。
著作権
著作権とは、オリジナルの著作物(音楽、動画など)を保護する法的権利のことです。一般的に、著作権はアイデアのオリジナルな表現(たとえば、特定の方法で作られたり表現されている動画や音楽)を保護しますが、根底にあるアイデアや事実は保護しません。
著作権侵害
著作権を侵害するコンテンツは一切許可されていません。適切な許可または法的に正当な理由なしに他人の著作権で保護されたコンテンツを使用すると、TikTokのポリシーに違反する可能性があります。
同時に、著作権で保護されたコンテンツのすべての不正使用が侵害とみなされるわけではありません。多くの国で、著作権侵害の例外を除き、特定の状況下で著作権保護された作品を、著作者の許可を得ず使用することが認められています。これには、米国の公正使用の理論および欧州連合(EU)の公正取引の許可法令、およびその他の国の該当する現地の法律におけるその他の同等の例外が含まれます。
コンテンツの削除、アカウントの永久停止
他の人の著作権を侵害しているユーザーコンテンツは削除される場合があります。LIVE機能を使用して著作権を侵害した場合、侵害したユーザーはLIVE機能の使用が一時的に制限されるおそれがあります。
当社は知的財産権の常習的侵害者に対するポリシーを採用および合理的に実行し、当該ポリシーのもと、適切な状況において、常習的に著作権を侵害するユーザーのアカウントを永久に停止します。重大な著作権の侵害にあたる場合、当社の裁量でアカウントの永久停止を実行できるものとします。当社は、不適切な活動に使用されたアカウントの所有者が、新たにTikTokアカウントを開設するのを拒否する権利を留保します。
権利保有者の情報
著作権侵害の報告
第三者により著作権が保護された作品が無許可で使用されたと思われる場合は、早期に問題解決を図るべく、まずはユーザーに直接連絡することをお勧めします。
アプリ内のオンラインフォームから著作権侵害報告書を提出し、著作権侵害の疑いのあるコンテンツをTikTokから削除するよう要求することもできます。米国のデジタルミレニアム著作権法(DMCA)またはその他の国の同様の法律では、ポリシーに準拠した通知の提出による著作権侵害の報告において必要な法定要件を概説しています。報告内容の評価を円滑に行うため、当社のオンライン著作権侵害報告フォームで求められているすべての情報をご提供ください。当社に報告を行った場合、報告内容に関して確認をするためご連絡する場合があります。必要な情報が不足している場合、申し立てを調査できる範囲が制限され、報告が拒否される可能性を有します。著作権所有者の名前など、報告書に記載されている一部の情報は、ユーザーに提供する場合があります。
報告を提出する前に、報告対象のコンテンツが著作権の使用を許可されたものかどうかをよく考える必要があります。誤解を招くまたは不正報告を故意に送信した場合、報告が取り下げられ、米国のDMCAのセクション512(f)またはその他の国で適用可能な同様の法律に基づく損害賠償責任につながる可能性を有します。
EU著作権指令
著作権指令(EU 2019/790)第17条に準じて、著作権で保護された作品の使用権限をTikTokに付与したいとお問合せの場合、このフォームを使用してください。当社は、要求を確認して連絡します。
音楽または音響映像作品をEUで利用できないようにする要求をしたい場合、このフォームを提出する必要があります。TikTokが要求を検討できるように、あなたおよびあなたの著作権作品に関連する必須情報を当社に提供する必要があります。この情報を受理し要求を検証したうえで、TikTokは、EUにおけるTikTokでの著作権作品の利用ができないようにするよう最善を尽くします。
オンラインの著作権侵害報告フォームで報告を送信することにより、これらの動画のコピーが今後TikTokで表示されないようにするよう求めることができます。報告が受理され動画が削除された場合、TikTokは、プラットフォームで同じ動画が再表示されないようにするよう最善を尽くします。
ユーザー向けの情報:著作権侵害の異議申し立て
あなたが欧州連合外にお住いのユーザーの場合
著作権侵害の報告がなされ、コンテンツが削除された場合、アプリ内通知が送信されます。当社は、該当する法律およびTikTokのデータ保持ポリシーに基づき、一定期間経過後に個人データを削除します。削除された後にコンテンツを復元することはできません。
コンテンツが誤って削除されたと思われる場合、またはコンテンツの使用が許可されていると思われる場合、著作権所有者に直接お問い合わせいただき、通知の撤回を要求することができます。
送信されたアプリ内通知にアクセスし、TikTokアプリから異議申し立てを行うこともできます。米国のDMCAまたはその他の国で適用可能な同様の法律では、ポリシーに準拠した異議申し立て通知の提出による削除への異議申し立て手順について説明しています。異議申し立て内容の評価を円滑に行うため、連絡先情報および主張を裏付ける証拠を含む必要なすべての情報をご提供ください。当社に異議を申し立てる場合、異議内容に関する追加的な質問を行うためにご連絡する場合があります。必要な情報が不足している場合、申し立てを調査できる範囲が制限され、異議申し立てが拒否される可能性があります。法律に照らして適切で、法的に許可されている場合、利用規約とプライバシーポリシーに従って、提供された連絡先情報を含め、異議申し立て全体が主張人に転送されることをご留意ください。著作権の請求者は、この情報を使用してあなたに対して訴訟を起こすことが可能になります。例えば、著作権の請求者は、米国のDMCAまたはその他の国の同様の法律に従ってコンテンツを制限するよう裁判所命令を求める訴訟を起こすことができます。
コンテンツが権利者の著作権を侵害しない場合、あるいは著作権の請求者が米国のDMCAまたはその他の国の同様の法律に従ってコンテンツを制限するよう裁判所命令を求める訴訟を起こしたという旨の通知を当社側が受けていない場合、コンテンツを復元することがあります。コンテンツの復元の可否決定は、TikTokの独自の裁量に委ねられています。
あなたが欧州連合内にお住いのユーザーの場合
著作権侵害の報告がなされ、コンテンツが削除された場合、アプリ内通知が送信されます。当社は、該当する法律およびTikTokのデータ保持ポリシーに基づき、一定期間経過後に個人データを削除します。削除された後にコンテンツを復元することはできません。著作権侵害の報告を受け取ったものの、該当コンテンツを投稿する権利があると思われる場合、送信されたアプリ内通知にアクセスし、TikTokアプリから異議申し立てを行うこともできます。
EUの法律では、ユーザーは、著作権作品を引用、批判、レビューのために使用することや、風刺、パロディまたは模倣のために使用することが、そのような使用が公正である場合には著作権の所有者の許可なしで行うことが許可されています。EUの国々にはその他の例外もあります。EUにおける著作権の例外と制限の詳細については、以下を参照してください。
- 引用、批判およびレビュー
引用は、主張の説明、意見の擁護、議論など目的で著作権保護された作品からの抜粋を使用することです。引用は、著作権保護された作品の批判(映画の批判的論評など)または作品のレビュー(本やアルバムのレビューなど)を行う目的で使用される場合もあります。
- 風刺、パロディおよび模倣
風刺は、現実を誇張または歪曲し、通常ユーモラスにすることを目的としています。パロディは、既存の著作権保護された作品を引き合いに出しつつ、その作品と著しく異なるものにし、ユーモアまたは冷やかしの表現を作り出します。模倣は通常、他の作品またはスタイルの特徴的な要素を新しい作品に組み込みます。
著作権で保護された作品の使用を例外または制限範囲に含めるためには、その使用が公正である必要があります。つまり、該当する場合、その使用が(i)必要な期間内であり、(ii)出典がきちんと明記されており、(iii)権利保有者の正当な利益を不合理に害しない必要があります。
商標権
商標とは、製品またはサービスの出所を特定し、他の製品またはサービスと区別する、単語、シンボル、スローガン、デザイン、またはこれらの組み合わせです。
商標権の侵害
商標法では、商標権の侵害が禁止されています。商標権の侵害とは一般的に、商品やサービスに関連して、同一または類似の商標またはサービスマークを、関連する商品やサービスの出所、起源、スポンサーシップ、提携について混乱、欺瞞、または誤解を引き起こす可能性のある方法で、許可なく使用することです。
同時に、商標権者の製品またはサービスを正確に参照、合法的にコメント、批判、パロディ、またはレビューする目的、または商標が使用されていない他の製品またはサービスと比較する目的で他者の商標を使用すること、ユーザー自身の商品やサービス、または第三者のものを指定することは、通常、当ポリシーに違反しているとはみなされません。同様に、ブランドのファンページを作成することは、たとえブランドの許可を得ていない場合でも、一般的には許容されます。ただし、ブランドの代表者や関係者であると主張したり、その他の方法でブランドの知的財産権を侵害しないことが条件です。
偽造
偽造とは、商標所有者の許可なく、登録商標と同一または実質的に類似する商標を使用して、商品を違法に製造、輸出入、流通、販売、取引の推進、およびその他の方法で取引することを指し、これにより商標所有者の権利は侵害されます。
コンテンツの削除、アカウントの永久停止
他者の商標権を侵害するコンテンツは削除される場合があります。また、TikTokでは偽造品の購入、販売、取引、宣伝、勧誘は認めておらず、これらの行為を行うコンテンツは削除します。LIVE機能の使用によって商標権の侵害を行った場合、侵害を行ったユーザーはLIVE機能の利用が一時的に制限される場合があります。
当社は知的財産権の常習的侵害者に対するポリシーを採用および合理的に実行し、当該ポリシーのもと、適切な状況において、常習的に商標権を侵害するユーザーのアカウントを永久に停止します。重大な商標権の侵害にあたる場合、当社の裁量でアカウントの永久停止を実行できるものとします。当社は、不適切な活動に使用されたアカウントの所有者が、新たにTikTokアカウントを開設するのを拒否する権利を留保します。
権利保有者の情報:商標権侵害の報告
第三者により商標権が侵害されたと思われる場合は、早期に問題解決を図るべく、まずはユーザーに直接連絡することをお勧めします。
アプリ内のオンラインフォームから商標権侵害報告書を提出し、対象となる侵害コンテンツをTikTokから削除するよう要求することもできます。すべての報告には、当社のオンラインの商標権侵害報告フォームで求められる情報が含まれている必要があります。当社に報告を行った場合、報告内容に関して追加の確認をするためご連絡する場合があります。必要な情報が不足している場合、申し立てを調査できる範囲が制限され、報告が拒否される可能性を有します。商標権所有者の名前など、報告書に記載されている一部の情報は、ユーザーに提供する場合があります。報告を提出する前に、商標法で認められている行為に適合しているかどうかをよく考える必要があります。誤解を招くまたは不正報告を故意に送信した場合、報告が取り下げられ、適用法に基づく損害賠償責任につながる可能性を有します。
ユーザー向けの情報:商標権侵害の異議申し立て
商標権侵害の報告がなされ、コンテンツが削除された場合、アプリ内通知が送信されます。当社は、該当する法律およびTikTokのデータ保持ポリシーに基づき、一定期間経過後に個人データを削除します。削除された後にコンテンツが復元されることはありません。
コンテンツが誤って削除されたと思われる場合、またはコンテンツの使用が許可されていると思われる場合、商標権所有者に直接お問い合わせいただき、通知の撤回を要求することができます。
送信されたアプリ内通知にアクセスし、TikTokアプリから異議申し立てを行うこともできます。連絡先情報および主張を裏付ける証拠を含む必要なすべての情報をご提供ください。当社に異議を申し立てる場合、異議内容に関する追加的な質問を行うためにご連絡する場合があります。必要な情報が不足している場合、申し立てを調査できる範囲が制限され、異議申し立てが拒否される可能性があります。法律に照らして適切で、法的に許可されている場合、利用規約とプライバシーポリシーに従って、提供された連絡先情報を含め、異議申し立てが主張人に転送されることをご留意ください。
一般的な注意事項
TikTokユーザーとして、あなたは投稿するコンテンツについて責任を負います。あなたのコンテンツまたは他者の名前またはブランドの使用が他者の権利を侵害または 違反しているかどうかなど著作権法や商標法について疑問がある場合、弁護士に相談できます。
ご自身が知的財産権所有者であり、報告しようとしている内容が知的財産権を侵害しているかどうかわからない場合は、まず弁護士に法的アドバイスを求めることをお勧めいたします。
TikTokは、第三者間の紛争を裁く立場にはなく、報告されたコンテンツを削除またはアカウントを凍結できない場合があることをご了承ください。法的義務に基づいて、当社は、知的財産権侵害の紛争解決メカニズムをユーザーおよび権利保有者に提供します。 ユーザーおよび権利保有者は、示談による紛争解決手続きや居住国の適用法令に基づく法廷訴訟手続きなど、他の方法で解決を図ることができる可能性があります。